バイオサイバネティックスがおもしろい

(−人工の手はどこまで実現できるか−)


 今から50年以上も前に人工の手を考えた有名な数学者がいます.彼の名前はノバート・ウイナー,マサチューセッツ工科大学で数学を教えながら,様々なアイディアを創り出していました.そのひとつが「サイバネティックス」です.「サイバネティックス」に生体(せいたい)の言葉をつけて「バイオサイバネティックス」と呼びます.最近,登場しているインターネット上の空間を「サイバースペース」と呼びますが,これも「サイバネティックス」から出来た言葉です.
 さて,「サイバネティックス」のアイディアのきっかけとなった研究が,実は,「筋電流を利用して動く手」の研究でした.ウイナー博士は,筋肉の活動を機械にたとえながら研究し,ついに,人工の筋肉運動と運動知覚の考えから新しい考え方,「サイバネティックス」を世の中に登場させたのです.この「筋電流を利用して動く手」の研究は,後にボストンアームとして具体化しました.

解説文(PDF版 132kB)

プレゼンテーション(PDF版 897kB)

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